何年経とうがレンタルサーバーを選ぶ基準は変わらない

10年くらい前にレンタルサーバーを借りるときの基準は大体下記の様なものでしたが、今でも正直同じ様な事が選定の条件になっています。

  • WordPressが動作し簡単にインストール出来る
  • 初期ドメインがある
  • 管理画面が使いやすい
  • マニュアルがしっかりしていて価格が安い

 

そう言った条件の下、選定される事業者は下記が多く、他は大した事業者では無く当然自然消滅していきました。

  • さくらインターネット
  • ロリポップ!
  • エックスサーバー
  • 他GMO系

HDD容量は使い方によって大きく違いますが、ブログの運営していくだけなら10GBもあれば足ります。

大きなディスク容量を確保しなくても大丈夫です。

データベースの数はWordPressは必ずデータベースを使用するため、一つのレンタルサーバーに複数のWordPressをインストールする場合、データベースも複数あったほうがベタです。

独自ドメイン数は一つのサーバーに10個以上ドメインを入れるのが稀なので、考える必要はないでしょう。

それでいて安くそれなりに安定しているというのが条件。

こういった条件は何年経とうが変わりません。

 

レンタルサーバーの選び方は◯◯と一緒!?

「これからwebサイトを立ち上げよう!」と思っているなら、何がしかのwebサーバーは必要になります。

レンタルサーバーの選び方は、「家は買ったほうがトクなのか? それとも賃貸の方がいいのか?」と話が同じです。

  • 共有レンタルサーバー
  • 占有レンタルサーバー
  • 自作
  • おまけ


「webサーバーを借りる」は「不動産屋に行って賃貸物件を借りる」とほぼ同じです。

物件には、アパート、マンション、借家などあり、思い切って戸建てを買うという選択もあります。

サーバーもそれと同じと言えます。

 

共有レンタルサーバー

物件に例えると「アパートを探してみよう。そんなに広くなくてもいいし、少しぐらいなら駅から歩いても良い。自由に何でもできる」という感じで、1つの建物に複数の住人が集まるアパートです。

共有レンタルサーバーは、1台のwebサーバーを、複数の人間が共有して使うというシステムです。

このシステムに加入を申し込むと、webサーバーのHDDにあなた専用のディレクトリ/フォルダが作られます。

そして、そのディレクトリには、あなた専用のURLが割り当てられます。

○○○.com など、自分が好きなドメイン名を割り当てることも可能です。

あとは、そのディレクトリにファイルでもなんでも好きなだけアップロードしていきます。

現在、このようなレンタルサーバーサービスを行なっている会社は、大手から小規模まで合わせると数十社以上存在すると言われています。

その中から、最適なレンタルサーバー会社を選ぶのもかなりの作業です。

実際に賃貸アパートを探すときにも、家賃、部屋の間取り、広さ、駅からの距離、築年数など、いろんな条件があります。

単に「家賃が安いから」というだけで選ぶと、後で後悔するのは白日です。

サーバーも同じで月額使用料だけでなく、設置場所(地域)、回線速度、バックボーン、安定性(故障頻度)、CPUやOSの性能、ハードディスク容量、サポート体制など、いろんな条件を比較し、検討すべきです。

 

占有レンタルサーバー

「アパートに住んでみたけど、6畳じゃ狭いし、隣に住んでるオバさんもウザい。管理人もうるさいし、ペットも飼えない。ちょっと家賃は高くなるけど、一戸建ての借家を探そう!」

1台のサーバーを自分1人で独占できるのが占有レンタルサーバーです。

借家を一軒借りたら、その家にあるすべての部屋をあなたが占有できます。

当然、共有レンタルサーバーよりも月額使用料は高いでしょうが、「共有ならではの悩み」を解決することができます。

例えば、共有レンタルサーバー(アパート)の場合だと、あなたのアパートに有名人が引っ越してきて、かつ、その住所がSNSで公表されたらどうなるでしょうか?

あなたが住むアパートには大量の「追っかけ」が襲来し、玄関も階段付近も人だらけ、たまったものではありません。

共有レンタルサーバーの場合、あなた以外の「超人気サイト」が、そのサーバーに入ってきてしまったら、そのサイトへのアクセスだけが一気に増えるので、結果として他のサイトへのアクセス通信速度や応答レスポンスに悪影響を与える可能性もあります。

最悪の場合、アクセスの多さに耐え切れず、サーバー自体がダウンしてしまうことも有り得ます。

これが共有サーバーならではの「悩み」の1つです。

住宅の場合そうなれば、アパートの管理人は、有名人に対して「迷惑だから出て行け」と言うでしょう。

レンタルサーバー会社は、あまりにアクセスの多いサイトには、アクセス量に応じて追加料金を請求することもあります。

もしあなたのサイトが大ブレイクしたら、今度はあなたが引っ越すのです。

 

自作で構築


「マンションだと管理費かかるし、エレベーターも豪華なロビーも無駄だ。どうせ買うなら、いつでも勝手に増改築できる一戸建てのほうがいい。」

自分でwebサーバーを構築して、自宅または自社オフィスに置く、こうすれば、レンタルサーバー会社にお金を払う必要も無く、サーバーの増改築も、回線増設も、なんでも思いのままです。

しかし、自宅や自社に高速回線を引くためには、通信事業者と契約して、回線工事を施す必要もあり、安定化やセキュリティの面も十分に考慮しなければいけません。

地震、火災、停電、部外者の侵入など、webサーバー回りを物理的に守る手段も、すべて自分で考えて準備しなければなりません。

もちろんサーバーに詳しい人材を確保しなければならないので、初期構築から保守まで、その運用における人的コストも考える必要があります。

初期構築においては、将来性を考えて入念に設計しなければいけません。

例えば、あなたが新築の家を建てる場合、

「将来、子供が生まれた時のために、部屋は最低4つは欲しい。けど今は夫婦二人だから必要無いしなあ」

とか、いろいろ迷います。

webサーバーも、「将来どのくらいのアクセス数が来るか?」

「1アクセスあたり、どのくらいのデータをダウンロードするか?」

が予測できないと、はたしてどの程度のスペックが必要なのか分からないのです。

これを考えるのはとても難しいことで、実際は誰にも分からないある意味ギャンブルです。

「家族が増えてから、部屋を増築すればいい」と思うかもしれませんが、サーバーの場合そう簡単には行かないでしょう。

サーバーを増設するということは、パソコンの電源を落とし、メモリを増設し、ハードディスクを増設し、場合によってはOSやモジュールをアップグレードして、再起動しなければならなくなります。

その作業が終わるまで、誰もあなたのサイトを見ることはできません。

いわゆるメンテ状態を表示できればいいですが、「サーバーが見つかりません」状態で落ちているような形になります。

もしあなたのサイトが1日に数万アクセスを誇る巨大サイトの場合、「落ちている」時間が長ければ長いほど、その損失は莫大なものなのは言うまでもありません。

この何十年で落ちているサイトなど大量にあったため、サイトが落ちているからといった爆発的なイメージダウンにはなりませんが、落ちまくっていれば迷惑極まりないです。

レンタルサーバーの場合、大体の場合、サーバー会社に乗り換えることができたり、ドメイン移行で今まで使っていたURLがそのまま引き継がれるので、訪問者への影響も無いです。

つまり、賃貸物件なら、いつでも広い部屋に引っ越すことができる訳です。

こうなると、結局、レンタルのほうが得なの?という話しになりますが、それも一概に言えません。

例えばHなサイトを運営したい場合、レンタルサーバー会社が貸し出しを拒否するケースがあります。

そうなると自前でサーバーを作った方が安かったりします。

企業向けの考えですが、映像ストリーミング配信などをやりたい場合、テラバイトの大容量ハードディスクが必要な場合もあります。

一般にレンタルサーバーの月額使用料は、ハードディスクの容量に比例して高くなるため、レンタルより自前のほうが割安になります。

 

おまけ

プロバイダの無料スペース

今ではほとんど消滅してしまいましたが、プロバイダの無料スペースと言うのも昔ありました。

加入しているプロバイダが無料で提供しているホームページスペースで、ほとんどのプロバイダでは、追加料金を払うことなく、誰でも気軽に使用できました。

とりあえずホームページを持ちたい、という人の練習にお勧めでした。

プロバイダの無料スペースは、ほとんどが、

・ 自作cgiが使えない
・ 自分が好きなドメイン名を使えない
・ ハードディスク容量が小さい
・ データベースがいい感じに使えない

などの制限付きになっていました。

「ホームページを作って、アップロードする練習」程度のものだったので、今では探すことすら困難です。

本格的なサイト運用をしたいなら「独自ドメインの使用」はキーになりますが、今では他社が運用しているサービスに乗っかった方が割安で手っ取り早く、昔と違い汚染されてしまった検索エンジンよりも、サービス提供側でサイト内検索ができる、固有サイトの方がメリットが大きいため、このレベルのサービスを利用する必要は無くなりました。

今更紹介ドメイン取るなら「お名前.com」

ドメイン取得でおなじみ、GMOインターネットが展開するドメイン登録サービス「お名前.com

このサービスを利用してサービス開設した人も少なく無いと思います。

お名前.com 」は、Webサイト開設の敷居を下げることも目的とし運用されています。

国内のドメイン名が約260万件overと言われているため、GMOインターネットグループの国内シェアは実に約40%。

「お名前.com」と「ムームードメイン」では、日本中の企業や団体や個人がドメインを登録しており、両サービスを通じて新規登録されるドメインは1日あたり約1000件に達するという話です。

ドメインは同じ文字列が2つ存在しないため、毎年4750万件のドメイン空間が減っていくということです。

日々、短い文字列やわかりやすい文字列のドメインは取得されていくため、それだけ特化したサービスになるよう改善が進められているわけです。

 

新規gTLD

ドメインには「.com」のようなgTLDと呼ばれるトップレベルドメインが存在します

新規gTLDのレジストリの選考基準は事業の計画性や、TLDを維持していくための経済的・技術的能力の有無が主なポイントになっているそうです。

メリット

コントロールパネルが充実しており,初心者にも使いやすい。

利用者が多いので調べれば大体のことは出てくる。

たまにやってるキャンペーンが魅力。

デメリット

購入後のメールがくどい。

オプション価格が多いため、他のドメインサービスの方が安い場合がある。

 

 

購入手順

お名前.com を開いて、取得したいドメインを検索すると利用可能なドメイン一覧が表示されます。

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gmo

「.info」「.biz」「.name」「.pro」「.asia」などのgTLDを指定して、購入したいドメインを選択し、確認画面に進むと利用期間と金額が表示されます。

既に取得されている場合はメールマークになっています。

購入に際しては新規にお名前.comのアカウントを作るケースと、作らないで購入だけ行うに分かれますが、どちらでもユーザー情報を入力する必要があります。

購入するドメインが決まっていれば、購入まで5分と、まったくと言ってよいくらいストレスなく完了します。

ただし、使用期間の値段に関しては更新を含んだりとまちまちなため気をつけましょう。

 

最後に

GMOのビジネスの柱はハウジングとホスティング事業で、創業から長年この事業を中心にやっています。

ユーザービリティの維持といったものが顧客を逃がさず、顧客のリピート率を上げるわけです。(登録後のメールが多少くどいですが)

昔に比べて、永続割のような景品表示法に引っかかりそうなものもだいぶ減ってきています。

後追い的なやり方はともかく、会社利益の生命線だということを社内で共有し、教育出来ているのかもしれないと感じます。

 

おまけ

また別途VPSを運用しているので、キャンペーンをやっている時など合わせて登録するとお得です!

意欲的なスペックを揃えており、ロリポップで有名なGMOグループの高い安定稼働率・高速処理を実現しています。

負荷分散・24時間安心電話サポートで信頼感は非常に高い良いサーバーの一つでは無いでしょうか。

メリット

コントロールパネルが充実しており,初心者にも使いやすい。

サブドメインに「バーチャルURL」機能があり,複数の小規模Webサイトの同時運用に便利。

料金は,リソースを無視すれば安い。

root権限はある。

デメリット

swapがないのでプログラムが突然落ちる。

安定性の観点からして,テスト用途向け。PHPで作ったような小規模Webサイトを運営するのに向く。

 

先行サービスの礎「さくらのVPS」紹介

VPSというのは、大きなハードウェアを用意してXenやVMwareなどの仮想化システムで仮想的に作ったサーバを貸し出すレンタルサーバのサービスです。

レンタルサーバー会社の老舗である、さくらインターネットが提供するVPSサービス、さくらのVPS で、10年以上前VPSはやらないと言っていましたが、実際は格安で用意し、VPSの先駆けとなりました。

サーバートラブルは、Webサイトの稼働状況とデータ保護にかかわる問題なので、きっちり対応してくれるところが安心できます。

さくらのVPSは安定性が高く、通信も高速で、料金も安く、サポートも良いという、現在競合が準拠しなければならないサービスの礎を作っています。

2012/12/13からSSDプランを開始しています。

契約したタイミングによりますが、数十人以上で共用しているレンタルサーバに比べて、専有出来るため納得して使える可能性が高いですが、初期時にあまり多くのものが入っていないため、そこそこ知識を持った人向けのサービスです。

当時OSを別途インストールしようとしてる人も見かけましたが、多少値段が上がりますが、Windows Serverも提供しています。

さくらのVPS for Windows Server

 

当時mixiやGREE、はてなといった、多くのweb企業が利用しており、高い実績を誇っており、最新技術を取り入れた石狩データセンターも話題になりました。

仮想化技術はKVMを利用しており、OSの仮想化環境を提供しています。

 

利用者が多いため日本語の情報が転がっており、困ったときに解決策を見つけやすいのもメリットでした。他のサービスよりも口コミ数が10倍とか普通にありました。

自作がめんど臭い人で、Linuxやサーバー管理を勉強しながらVPSを利用してみたいという方にもオススメです。

標準OSはCentOSがインストールされていますが、カスタマイズでScientific Linux、Ubuntu、FreeBSD、Debian、Fedoraなど選択できます。

プランはサーバーのメモリ、ディスク容量、CPUコア数によって異なりますが、何をするかにもよりますが、初めての人は2Gで調度良いです。

管理用ユーザはroot権限を持っているため、個人制作の場合でも作りたい様にwebサービスを作れます。

国内クラウドにAPIがあるものが少ないため、企業向けサービス運用をするには選択肢から外れつつあります。

テスト環境として、さらっと使う用途はありです。

個人で運用する場合インストールや設定するものが多くなるため、煩わしさはあります。

さくらインターネットのVPS

 

10年前に比較されていた様なサービスも、多くは勝手に消えて行きました。

さくらインターネットのサービスが本当に強いのは、他の企業に比べて、たいして対外的な露出施策をしていないものの、今現在も割と強いというのが最大の実績です。

先行サービスの礎「さくらインターネット」の評価

レンタルサーバー界の老舗ホスティング会社で、レンタルサーバーでは一番有名な大御所です。

今現在存在するレンタールサーバーのサービスにおける、電話サポートや自動口座振替の機能の様なベースとなる基準は全てここから始まりました。

10年ほど前は、今と比べ玉石混合の業界だったため、利用数が多かった割に比較的安定していました。(謎の制限を受けたとか昔はよく見ましたが)

実際、当時比較されていたサーバー提供会社の多くは、ことごとく消えて行きました。

個人的には今でも「気合い入れてやる気のある人であれば、初めてレンタルサーバーを利用する方に非常にお勧めできる」と思っています。

 

個人利用の初心者から上級者、法人までオールマイティーに対応しており、最安のライトプランは激安で利用でき、電話サポートがついています。

当時から存在していたロリポップ! の安めのプランと同じく、はじめて独自ドメインつきのウェブサイトを作成する人にオススメでした。

当時さくらインターネットの独自ドメイン取得サイトである、さくらのドメインは高いので、他のレジストラ、お名前.com ムームードメイン を使う方がいいでしょう。

 

10年以上前だと結構不満を持っている人がいて、その人たちがスペック周りについてあーだこーだ言っていましたが、それも数年で改善されていました。

2012年あたりから、サーバーのスペックが切り替わっているようでその影響だと思います。

当時さくらインターネットが良かった最たる事は、優秀なバックボーン回線があるため、許容された転送量が他のサーバーとくらべて大きかったのです。

さくらインターネットを使っているかぎりは、自サイトのアクセス数が増加しても、大体の場合問題なく運営することができました。

ミニマムなプランはまともにプログラムを使えないため、HTMLやCSSを完全を手書きでおこなうLPの様な軽い静的ページで構成されたウェブサイトを作るにはオススメ、とも言えます。

 

サービスの色分けとしてちょっとわかりにくい部分がありますが、事業そのものは業界の先頭を走っています。

ただし、競合他社はここを基準にサービスを作って来たため、他と比べて機能が非常に優れているわけではなくなりました。

多くのアフィリエイターはアコギなことをやっている場合が多いため、昔は多くのアフィリエイターが、IP分散やリスク分散を考えて複数のレンタルサーバーを利用していました。

そう言った意味で複数台目の運用サーバーや、メールマガジンの配信サーバーとして考えてみる価値は十分にあります。

ぜひ一度さくらレンタルサーバのHPを見てみて下さい。

値段とサービス内容から使い道が思いつくはずです!

さくらのレンタルサーバ スタンダードのお申込みはこちら(公式ページ)

改めて考える 「Xserver」 or 「wpX Speed」

以前XserverとwpX Speedについては記載していますが、同じ会社が運用しているこの2つの運用方針について考えます。

たまに比較サイトを見ると別の会社が運用しているような書きぶりをしているサイトを見かけますが、両方ともエックスサーバー株式会社が運用しています。

Xserver Business

WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』

 

比較

wpX SpeedはWordPressに特化させたクラウド型のレンタルサーバーです。

以前は普通のレンタルサーバー型でも提供していましたが、クラウド型一本になりました。

エックスサーバーの特徴である、安定したサーバー、サポート体制などの会社規模の長所は引き継ぎ、

WordPressの表示速度を高速化すようにPHPに手を加えたサーバーで、WordPress運用をより円滑に扱えるように提供されています。

しかしPHPに手を加えている分、WordPressしか運用することができないといって差し支えないです。*1

別途何か作りたいとか、CMS動かしたいとかは基本方針としては無理です。サービスの対象外なので諦めましょう。

またサーバーにインストールされたディレクトリ構成も少し異なっていたり、phpMyAdminで触るデータベースなど細部も少し違っています。

速度検証でも、wpX Speedの処理は圧倒的に早く 一日を通して処理性能が安定しています。

Xserverも高性能で処理速度は悪くありませんが、古くからあるサーバーでの仮想環境のさがか、利用者によって速度がばらつく傾向にあります。

ちなみにヘテムルはエックスサーバーと大した差はなかったりしますが、値段も同じです。

 

2つを単純に比較するとわかるのが、明記されている情報には目立った機能差はほどありません。 容量と値段の差ぐらいです。

エックスサーバー自体がそこそこ高いレベルで負荷耐性があるため、普通のユーザーだとwpX Speedの恩恵を受けることは限りなく少ないです。

WordPressで運用している、極端にアクセスの多いサイトとかはいいですが、それでも限りなく企業向けです。

 

wpX Speedはクラウドサービスのため初期設定費がかかりません。そのため一番最小なW1プラン9ヶ月以下の運用であれば、Xserverより費用は安くなります。

しかし最小プランであっても、1年運用するとXserverより値段が高くなるため、注意してください。

 

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W7プランが必要なのは老舗サイトぐらいだと思いますが、WordPressで運用している数千万から億ビューサイトがどの程度存在しているかは不明です。

 

結論

結論としては、初めてレンタルサーバーを利用する方や、アフィリエイトなどのネットビジネスを行いたい方は、従来の通りXserver(エックスサーバー)がオススメです。

始めてみてとんでもなくバズりまくったり、すでにWordPressでかなりの規模のサービスを運用している人は、比較的簡単に移行出来るので、費用見合いで乗り換えてみる価値ありです。

 

*1:抜け道はあるかも知れないけど未確認

レンタルサーバーとしての「Amazon Web Services」

ビジネス向けや、検証向けとして現在使われている事が多いAWS(Amazon Web Services)ですが、ブログ利用など、簡易なサイト運営用途で使用するのがどうなのか等観点で見ると本当にプロユース向け!というのが結論です。

私がAWSを利用していたのは、かれこれ7年以上前だったと思いますが、とにかくコンソールが使い難く、また設定回りも少し腑に落ちない回りくどさがありました。

現在でも独自の用語など、相変わらず腑に落ちないところがあり、どうしてこの方針を続けたんだwという感想はぬぐえません。資格や独自の専門性を持たせる目的だと思います…

この段階で専門性を待たない個人が選定するにはハードルが高過ぎます。

検索してもブログ開設でお勧めされないのは、検索で上位に出てくる、専門性が全くない人達に、検索汚染されてしまっているからというのもありますが、とにかくAWSでやり切るにはハードルが高いのです。

経験やスキルによって、はっきり言って自作サーバー立てて公開する方が楽まであります。

また専門知識を持っていたとしても、AWSは料金体系が従量課金のため、アクセス数が少ない間は他のサービスよりお勧めできますが、アクセス数が増え始めると従量課金のため、いきなり費用面が厳しくなり、かなりの額面を請求されたというマヌケな話しはネット上でよく見ます。

クラウド化すると従量課金制のせいで金額面で苦しくなるのは割と常識だと思いますが、こう言ったコスト意識のない人は後を絶ちません。

またAWSのリージョンを、どの国や地域にするかによっても金額と通信速度が変わります。

この辺りは仕事と違って、ずっと監視している訳ではない個人サービスでは結構ネックでもあります。

基本的に料金に関しては、個人向けでなくても似たようなものですが、法人向けで大規模サービスの利用成績がそれなりにあり、かつAmazonジャパンにコネクションがあると少し減額してくれたりします。営業次第かな…

と言いつつも、現在法人向けではAWSは主流になりつつあるため、エンジニアであれば学習をかねて挑戦してみる価値は十分にあります。

海外だとオンプレ回帰も視野に入っているので、今一度自作サーバーを立ててネットワークの設定をしてみるのも良いでしょう。

逆にIT専門性のない人は、色んな角度で痛い目をみる可能性が高いのでやめておいた方がいいです。