先行サービスの礎「さくらのVPS」紹介

VPSというのは、大きなハードウェアを用意してXenやVMwareなどの仮想化システムで仮想的に作ったサーバを貸し出すレンタルサーバのサービスです。

レンタルサーバー会社の老舗である、さくらインターネットが提供するVPSサービス、さくらのVPS で、10年以上前VPSはやらないと言っていましたが、実際は格安で用意し、VPSの先駆けとなりました。

サーバートラブルは、Webサイトの稼働状況とデータ保護にかかわる問題なので、きっちり対応してくれるところが安心できます。

さくらのVPSは安定性が高く、通信も高速で、料金も安く、サポートも良いという、現在競合が準拠しなければならないサービスの礎を作っています。

2012/12/13からSSDプランを開始しています。

契約したタイミングによりますが、数十人以上で共用しているレンタルサーバに比べて、専有出来るため納得して使える可能性が高いですが、初期時にあまり多くのものが入っていないため、そこそこ知識を持った人向けのサービスです。

当時OSを別途インストールしようとしてる人も見かけましたが、多少値段が上がりますが、Windows Serverも提供しています。

さくらのVPS for Windows Server

 

当時mixiやGREE、はてなといった、多くのweb企業が利用しており、高い実績を誇っており、最新技術を取り入れた石狩データセンターも話題になりました。

仮想化技術はKVMを利用しており、OSの仮想化環境を提供しています。

 

利用者が多いため日本語の情報が転がっており、困ったときに解決策を見つけやすいのもメリットでした。他のサービスよりも口コミ数が10倍とか普通にありました。

自作がめんど臭い人で、Linuxやサーバー管理を勉強しながらVPSを利用してみたいという方にもオススメです。

標準OSはCentOSがインストールされていますが、カスタマイズでScientific Linux、Ubuntu、FreeBSD、Debian、Fedoraなど選択できます。

プランはサーバーのメモリ、ディスク容量、CPUコア数によって異なりますが、何をするかにもよりますが、初めての人は2Gで調度良いです。

管理用ユーザはroot権限を持っているため、個人制作の場合でも作りたい様にwebサービスを作れます。

国内クラウドにAPIがあるものが少ないため、企業向けサービス運用をするには選択肢から外れつつあります。

テスト環境として、さらっと使う用途はありです。

個人で運用する場合インストールや設定するものが多くなるため、煩わしさはあります。

さくらインターネットのVPS

 

10年前に比較されていた様なサービスも、多くは勝手に消えて行きました。

さくらインターネットのサービスが本当に強いのは、他の企業に比べて、たいして対外的な露出施策をしていないものの、今現在も割と強いというのが最大の実績です。