レンタルサーバーとしての「Amazon Web Services」

ビジネス向けや、検証向けとして現在使われている事が多いAWS(Amazon Web Services)ですが、ブログ利用など、簡易なサイト運営用途で使用するのがどうなのか等観点で見ると本当にプロユース向け!というのが結論です。

私がAWSを利用していたのは、かれこれ7年以上前だったと思いますが、とにかくコンソールが使い難く、また設定回りも少し腑に落ちない回りくどさがありました。

現在でも独自の用語など、相変わらず腑に落ちないところがあり、どうしてこの方針を続けたんだwという感想はぬぐえません。資格や独自の専門性を持たせる目的だと思います…

この段階で専門性を待たない個人が選定するにはハードルが高過ぎます。

検索してもブログ開設でお勧めされないのは、検索で上位に出てくる、専門性が全くない人達に、検索汚染されてしまっているからというのもありますが、とにかくAWSでやり切るにはハードルが高いのです。

経験やスキルによって、はっきり言って自作サーバー立てて公開する方が楽まであります。

また専門知識を持っていたとしても、AWSは料金体系が従量課金のため、アクセス数が少ない間は他のサービスよりお勧めできますが、アクセス数が増え始めると従量課金のため、いきなり費用面が厳しくなり、かなりの額面を請求されたというマヌケな話しはネット上でよく見ます。

クラウド化すると従量課金制のせいで金額面で苦しくなるのは割と常識だと思いますが、こう言ったコスト意識のない人は後を絶ちません。

またAWSのリージョンを、どの国や地域にするかによっても金額と通信速度が変わります。

この辺りは仕事と違って、ずっと監視している訳ではない個人サービスでは結構ネックでもあります。

基本的に料金に関しては、個人向けでなくても似たようなものですが、法人向けで大規模サービスの利用成績がそれなりにあり、かつAmazonジャパンにコネクションがあると少し減額してくれたりします。営業次第かな…

と言いつつも、現在法人向けではAWSは主流になりつつあるため、エンジニアであれば学習をかねて挑戦してみる価値は十分にあります。

海外だとオンプレ回帰も視野に入っているので、今一度自作サーバーを立ててネットワークの設定をしてみるのも良いでしょう。

逆にIT専門性のない人は、色んな角度で痛い目をみる可能性が高いのでやめておいた方がいいです。