10年でのレンタルサーバー企業の変化
10年前にレンタルサーバーを選定しようとすると下記のようなものがありました。
- WebARENA,NTTPCコミュニケーションズのレンタルサーバー
- Yahoo!ウェブホスティング
- さくらのレンタルサーバ
- XREA
他にも、今では名前も聞かないようなサービスばかりだったのを覚えています。
また、昔はレンタルサーバーの利用選定のなかにメールが使えるか否かというのが割と重要になっていました。
当時はレンタルサーバーは安かろ悪かろうからの脱却記だったためこの段階で割と満足いくサービスを提供している会社が多かったので、本当に駄目なサービス提供会社が淘汰され、資金力と宣伝効果の大きかった会社が発展していったのが分ります。
当時は比較系のサイトはあるものの、大して検索上位に上がって来なかったので、繁栄と淘汰が自然に行われている角度が高いのではないでしょうか。
他にも、PHPが使用できるかが観点になっていました。現在はAWSなどでまかなえたりしますが、当時はPHPが一線級だったのもあり、個人の学習を兼ねたサイト作成などが行われ、荒削りではあるものの結構面白いサイトが存在したのを覚えています。
こう見ると、昔から一線級で存在し続けている「さくら」は、先駆者として中々のサービスだというのが分りますね。
現在は下記のようなものサイトが出てくるのを考えると、ここ10年で業界動向は大分変化したというのも分かります。
- さくらのレンタルサーバ
- お名前.comのレンタルサーバー
- ロリポップ!レンタルサーバー
現在は、検索する時、比較サイトとたいして意味のないblogメディアが出てくるのも検索エンジンの荒廃を物語っています。別の話ですが…
当時は海外のレンタルサーバーとの対比というのもありましたが、今ではブログメディアが上記のサービスを万歳しているのと、AWSに席巻されてしまったため、よほど詳しくないと意図的に検索出来ないのはよくないですね。
と言いつつ私も海外のサーバーが欲しいならAWSでいいと思っているので、最終的な判断はやはり自然淘汰です。
ちなみにドメインは昔から
- ムームードメイン
- お名前.com
が強かったので、さほど変化ありませんが、エックスサーバーが台頭しました。